明日の世界

「なあ、執事さん。嘘でもいいから、最期に俺と出会えて幸せだったと言ってくれないか」

『もちろん。私は貴方と出会えて幸せだった。それは嘘などではな

「――ああ神様、」

「私の人生からこの人を奪った世界は、さぞや美しくて価値のあるものなのでしょうね」