カガミを紹介します

「宿題?」

「そう。自分の大事な人を紹介します、って」

「ふうん、俺の時もあったなあ。そん時は家族を紹介するって奴だったけど」

 椅子に腰かけたまま、カガミはふうむとヘルメットの上から顎をなぞった。

「それで、アカリは俺の事も紹介してくれんの? いいぜ! 存分に格好良く書いてくれよ! そりゃもうイケメンで、スーパーマンみたいにマッチョで……」

「カガミは卵焼きが上手だよって書こうと思ってる」

「うん、褒められるのは嬉しいけど、あえてそこなのかって思った」

「ユスラさんのとこ行ってくるね!」

「えっ、俺は卵焼きの事だけ!? ねえちょっと、アカリさーん!」