ナイトの助言

「さすが吸血鬼といったところか。ナイトは美しい容姿をしているな」

「どうしたのですか、藪から棒に」

 いや、感じたままを話しただけだと素直に告げる。すると、自分は美術品の類ではないだなんて笑われてしまった。

「堅実なのも大変宜しいですが。リヒト殿はもう少し、人の口説き方を覚えるべきでしょうな」