Shopping Arcade

「 寄ってらっしゃい、見てらっしゃい 」

  • 空想都市のメインストリート、商店街に店を構える店主らと執事の交流
  • 主に執事と鋏屋の両片思いがやり取りの中心
  • #群青劇 #一行屋敷 #不始末記 etc...

■旅の執事。仕えていた家の血筋が途絶えたのを契機に、空想都市へ新たな主人を求めてやってきた。雇われ執事として方々の人間と契約を交わしながら、現在は古物屋の手伝いをしている。

■仕事中はきっちりと折り目正しい慇懃な物腰で主人を立てる。生来的にはある一点を除いて物事へこだわりを持たない人格であり、大抵ふわふわとしているようだ。他者へ友好的な態度をとるので誤解されがちだが、限りなく人情に薄い無機的な人物でもある。自らそれをわざわざ訂正しないのは『都合のいいように捉えて頂けるなら、それに越した事はありませんから』という打算ゆえ。とある事情により他者とコミュニケーションを図る際には筆談を用いており、肉声を聞いた者はほとんど居ない。

■性別不明(振る舞いは男性寄り)/身長180cm/未遂の殺人鬼

■金髪/前髪重めの癖っ毛/二重の碧眼/眉はやや下がり気味/大抵口を閉じた笑顔/スーツ

■Tale / 鋏屋への思慕 /  執事の本性 / 内に潜む魔物

■空想都市の商店街に店を構える鋏屋の店主。老舗の五代目。鋏と名の付くものなら糸切狭から剪定鋏まで扱う。販売だけでなく刃物の研ぎなどの整備も請け負っている。無類の刃物好き。店が隣り合う櫛屋とは実の兄弟だが、現在の鋏屋は魔女が行った人体実験により記憶のほとんどが欠落してしまっている。そのため、家族や仲間との思い出も、旅の執事に片恋慕していたのも忘れてしまっているようだ。手にした大鎌で傷病を断ち切る事によって、怪我や病気の根本を消滅させ治療する事ができるようになった。引き算による治癒の魔法なので、欠損部位の補填などはできない。

■心根の優しい穏やかな人物。気弱な一面もあるので小物くささが拭えない。基本的に長いものには巻かれる主義だが、一風変わったこだわりも持っており、譲れない部分はとことん譲らない隠れ頑固者。美人には滅法弱く、一目惚れが多いので軽薄に見られがち。恋多き青年だが、本当に愛するのはたった一人だけ。おばけの類が大の苦手。

■男性/身長185cm/大病絶ちの鋏屋

■黒髪/左右いずれかの片メカクレ/穏やかな印象の紫瞳/柔らか笑顔/和装

■Tale / 気弱なお節介焼き / 幽霊嫌い

■空想都市の商店街入口に窓口を設けている案内屋。表向きは観光客向けのガイドをしているが、裏では報酬に応じて客の求める様々な『裏道』を先導している。身の丈ほどもある旗を常に携えており、有事の際には槍のように振り回す。認識できる範疇にあるなら空の星すら破壊できる破格の怪力の持ち主。他言はしていないが実は生まれついて他人が自分とは違う姿に見えており、唯一同じ人間に見える執事を『同志』と呼んで慕っている。

■冷静沈着、常に淡々と落ち着いている。表情の変化がささやかで分かりづらいが、周囲の人を平等に敬う心根の持ち主。その姿勢をして他人には『優しい』と評される事が多いようだ。公平無私、自らの私情や感情を完全に切り離して物事を観ており、正しさがあると信じれば例え親を殺した人物であろうとも、迷わず手を貸す一面もある。

■男性/身長200cm/歪曲の聖者

■黒髪/ふんわり七三~おでこ出し/真っ直ぐな青い目/真面目な表情

■Tale / 執事との関係性 / 第三者から見た案内屋 / 騎士団時代 / 子供時代

■商店街の一角に店を構える古物屋の店主。黒髪の年若い青年の姿を好んで取るが、正体は二足歩行する黒い化け猫。商店の中でも古株であり、関係者からは『おじさん』と呼ばれて慕われている。どこから仕入れてくるのか不思議な中古品を数多く扱っており、子供だましのがらくたと、本来なら政府が所有し管理すべき危険物を平気で一緒に並べている。様々な事情に精通しており、一度でも街へ訪れた人物ならそらで素性を言える。何でも食べてしまう悪食の化身とも称されており、古物屋に喰われて戻ってきた者はいない。

■自分の欲望に忠実であり、ともかくお金儲けが大好き。判断基準は、金になるか、面倒な事かどうか。『金にならない面倒ごと』は一番嫌いで、重い腰が更に重くなる。狡猾で他者を陥れる事に何の罪悪感も抱かない真性の悪人だが、身内や古くからの知り合いで自分を慕ってくる相手に対してはつい甘い顔を見せてしまうとか。

■オス/身長190cm(ヒトの姿)/悪食の詐欺師

■黒髪/でこ出し短髪/鋭い金目/吊り眉/猫要素/喫煙者

■Tale / 執事との主従関係 / 年長者の責務 / 恋語る化け猫

■商店街の裏路地に近い場所に店を持つ酒屋。かつて東の地で名を馳せた大化生だが、過去に空想都市へ侵攻した際に古物屋の手によってうっかり調伏され、なんとなく改心し現在に至る。数ある伝承の中には赤々と燃える太陽から永遠の炎を盗み出し、その腹へ呑み込んだ話もあるらしい。一般客向けの小売りもしているが、主には飲食店への卸と配達をしている。酒豪にしてかなりの酒好きで、仕事中もアルコールは欠かせない。そのため配達も車両などは使わず自らの足で回っている。

■良く言えば大らか、悪く言えば天井知らずの大雑把。日がな酒を呑んで遊び暮らしたいとぼやく宴会好きで、仕事への態度はお世辞にも真面目とは言い難いが、酒の目利きと客を見定める勘は鋭い。長くあり続けた人ならざる旧きものながら、自分以外の生き物の善い所、美しい所を認めて愛でる心根の持ち主。睦言を繰りながら肉を裂き、愛を刻むように心臓を握り潰す。愛の尺度があまりにも人とかけ離れた、この上なく純度の高い獣である。

■男性/身長230cm/東方の赤鬼

■黒髪/左右いずれかに分けた前髪/赤と金のオッドアイ/下がり眉/角と尖り耳/眼帯

■Tale / 古物屋との腐れ縁 / 恋知らぬ赤鬼

■商店街を拠点に活動している護衛専門の私兵。仕事はお忍びで外出する要人の警護依頼から、道に迷ってしまった子供が無事にお母さんをみつけられるまで同行するお願いごとまで多岐に及ぶ。外見は十代の少女であるが、真っ赤なスカーフがトレードマークの勇者に孤児院から引き取られ育てられた本物の戦士。直接の血の繋がりは無いが、古物屋は彼女にとっては大叔父にあたる。

■年齢の割に落ち着いた物腰で、仕事中は特にそれが顕著。無数の堅牢な盾を意のままに配列し、護衛対象を無血で守り切る。何事にも真面目に向き合うが、仕事以外では喜怒哀楽を素直に表出させる一面も。

■周囲を浮遊している盾は護衛屋の意思で出現と消滅を統制している。重量や強度なども設定可能。同時展開数に制限は無い。見えないよう不可視の術をかける事も可能で、襲来者の不意を突いての能動的防衛も得意としている戦術のひとつ。あらゆる攻撃も変幻自在に受け止めるが、これをもって何かを傷つける事は絶対にできない。

■女性/身長150cm/最後の砦

■黒髪ロングヘア/真っ直ぐ切り揃えられた前髪/琥珀色の瞳/ドレスやワンピースが多い/ぴしっと真面目な表情

■Tale / 仕事中の様子 / 案内屋との関係



Relationship

鋏屋&執事

▼両片思い

▼鋏屋が一方的に惚れ込んでいるかと思いきや、執事も鋏屋が生来持っている『平凡な日常』の気配を敬愛している。

▼執事は鋏屋に、よく愛用の刃物の研ぎを依頼している。

古物屋&執事

▼主従関係

▼古物屋は執事の在り方を胡散臭く思っているが、仕事ぶりは認めている。執事側もあくまで仕える身としての分を弁えており、互いにビジネスライクな関係。

▼共に(こいつはこのままだと駄目だろう)と思う節はあれど口に出して諫めたりするのは稀。それは自分の役目では無いと思っている。

案内屋&執事

▼常識はずれ人外コンビ

▼案内屋は明白に執事へ親愛感情を抱いているが無理強いはせず、執事は友人関係以上を望まないので意外と平和。案内屋は『同志』たる執事が幸せならそれでいい。

▼この二人は所謂『一般常識レベルの道徳観念』が実は全く通じない。自分の異常性をそれなりに把握しているので、揃ってとても人当たりが良いのだけが救いか。

執事&護衛屋

▼絵本の中の王子とシンデレラ

▼淑女への礼節を心得た執事は事ある毎に護衛屋をエスコートしたがる。持て成されるのに慣れていない護衛屋は毎度たじたじしており、照れたり慌てたり忙しい。

▼当人達は至って和やかな雰囲気で外出を楽しむのだが、彼と彼女を取り巻く周囲が行き過ぎた勘違いや、スケールの大きい心配をし始める事が多く、結果的に何かしらの騒動の原因になったりもする。