▼アデル(Adele)/化け猫

 詐欺師。通りの一角に古物屋の看板を掲げ商売をしている、くたびれた毛並みをした化け猫。何の変哲もない品物へ勝手な曰くをつけ、値段を上げて売り飛ばす。客側は品物を買い求めるというよりも、店主のはったりを聞いて楽しむために訪れる。店の奥には本物の曰くつきがあるらしいが、一握りの常連しかその存在を知らない。身内に対しては人のいいおじさんの顔を見せる。

 

▼主な登場作品

 執事道中

▼カガミ(Kagami)/怪人

 素顔を見た相手の理想像に自動で変貌する能力を有する無貌の怪人。普段はヘルメットで顔を隠している。 千変万化するのは外見だけではなく、言動もその時々で別人のようにがらりと変わり一定しない。 自分の素顔に関して人並みに好奇心はあるものの、本当の意味で自分の顔を見る事ができる人間などいないという哲学を密かに抱えている。考えすぎて夜しか眠れていない。

 

▼主な登場作品

 執事道中

▼クロ(Kuro)/銃士

 正義の味方の片割れ、無数の飛び道具を扱う銃士。快活で人懐こく、社交的で苦手とする人物像が無い。美人が居たら口説かずにはおられず、ややお調子者なのが玉に瑕。『帳尻を合わせるために、率先して汚れ役を引き受けようとする』と相棒から苦言を呈された事もあり、本質的には冷徹さを秘めている。古物屋のアデルとは親類関係。

 

▼主な登場作品

 執事道中、英雄双譚

▼フィン(Fin)/剣士

 正義の味方の片割れ。両手持ちの剣を自在に操る剣士。生真面目な性格であからさまな冗談でも真に受けてしまうが、けしてジョークを解せない訳ではない。相方の悪のりを窘めつつ自らもあえて乗って楽しんだりする一面も。『なんでもかんでも一人で背負い込みすぎんな』とは相棒の苦言。それで何とかなってしまう事も多いようだが、何かと自分だけで解決しようと抱えてしまう節がある。

 

▼主な登場作品

 執事道中、英雄双譚

▼バアド(Bird)/悪魔

 悪魔。影を自在に操り、バアド自身の体も影でできている。住まう館も自分の影を変形させたもので、内装から置かれた調度品まで全てが黒尽くめ。愛称は御館様。太陽が苦手。昔々、全能に最も近い力を持っていたが、自ら起こした戦いによって全てを失った。

 

▼主な登場作品

 暗黒洋館

▼セラフ(Seraph)/天使

 優しい心と勇敢な志を持つ、全ての少女が夢見た理想の王子様。紅蓮に燃える炎が武器。九つの階級において最も高い熾天使の位階を頂く。昔々、反逆者となった大切なひとを、守るべき秩序のために自らの手で断罪した。

 

▼主な登場作品

 暗黒洋館

▼マヨア(Major)

 吸血鬼。お菓子の家計画によって、人工的に吸血鬼となった兵士の一人。成人した風貌とは裏腹に、まるで子供のように無邪気な振る舞いを見せる一風変わった青年。笑顔を絶やさず、何時も楽しそうに笑い転げている。その思考は支離滅裂にして極端。テディベアが大好き。軍隊における階級は少佐。

 対象を好きな菓子に変える事ができる。

 

▼主な登場作品

 飴色伝奇

▼ドクス(Dux)

 吸血鬼。優雅な風貌を裏切ってその言動は粗暴。口を開けば罵詈雑言ばかりだが、淑女を心から敬う紳士でもある。今やほとんどお目にかからないほど希少な、純血の吸血鬼。性別は無いのだが、父性的な権威をふりかざすために男性のように振舞う。昔々、お菓子の家計画に大きく貢献した功績により、かなりの権力を持っている。軍隊における階級は大将。

 対象を瞬時に凍結させる事ができる。

 

▼主な登場作品

 飴色伝奇

▼ルテナ(Lieutena)

 吸血鬼。お菓子の家計画によって、人工的に吸血鬼となった兵士の一人。純血の吸血鬼に最も近く、そのため性別も消失している。人当たりが良く、誠実な人柄も手伝って他者からの評価は総じて高い。参謀としての有能さも評価されているが、冷徹にならなければいけない局面で感情に流されそうになる事があり、密かな苦悩を抱えている。軍隊における階級は中尉。

 流れる水を自在に操る事ができる。

 

▼主な登場作品

 飴色伝奇

▼シアン(Chien)

 吸血鬼。お菓子の家計画によって、人工的に吸血鬼となった兵士の一人。人狼の末裔として畏怖された一族の血を引いている青年で、吸血鬼であると同時に人狼でもある。淡白な振る舞いが多い上に寡黙で、一見すると沈着な印象だが、心底には絶え間なく湧き出る狂気を抱え込んでいる。高官の護衛として従者のような働きが多いためか、猟犬や番犬と呼ばれる事も。軍隊における階級は軍曹。

 破滅的な怪力を誇る。

 

▼主な登場作品

 飴色伝奇