会話寸劇/執事手帳

「そこを右に行けばいい」 『済んだ事を議論するのは建設的とは言えませんね』
「終わらないなら、せめて消えてなくなってしまえ」 『僕は時々、我が胸の内へ渦巻く思いにうんざりしています。でも、他にどうしろと? 自分の心の声は耳栓をしても聞こえるのに』
「君の声で目が覚めた。お前さえ居なければ、夢の世界は苦悩の影もないまま幸せだった」 『恐ろしい夢を見ました。貴方が居ない世界の夢です』
「見上げる事は落ちる事。私達は変わらずにいるなんてできない」 『今夜は、月が綺麗ですね』